解せぬ……週3~4回キックボクシングに通ってるけど、太もも全然細くならない……。
キックボクシングは消費カロリーめっちゃ高いって聞いたのに、なんで??
数か月前の私よ、、、そしてタイトルを見てアクセスして下さった読者の皆様……。食事制限を徹底的にやって、かつキックボクシングをするならともかく、キックボクシングだけで痩せるのはかなり困難です。
「そんなバナナ!芸能人とかキックボクシング超痩せるって言ってたぞ!」
うん、それはね、、、彼女たちは多分、高いお金を払ってパーソナルトレーニングを受けていて、十中八九、そのプログラムには筋トレが組み込まれてるんですヨ。サンドバッグを蹴り散らかすだけでは痩せないのですヨ。
大変ダルい真実になりますが、最も効果的・効率的なダイエットは有酸素運動×無酸素運動の両方をやるダイエットです。
私も最初は「スクワットだけ or キックボクシング(&縄跳び)だけでも痩せるっしょ」と考え、実際にどちらも1〜2ヶ月ずつ実践したのですが、食事制限をせずに、1種類の運動のみで痩せるのは修羅の道と悟り、やむなく有酸素運動×無酸素運動、両方やるという決断に至りました。
そしてネットで調べるうちに、【スクワット・キックボクシング・縄跳び】は有酸素×無酸素運動コンビの中で最強と判断して継続したところ、喜ばしいことに2か月で結果が出ました!↓

だから「キックボクシングじゃ痩せねぇのかよ!」とGoogleに帰るのはもう少し待ってください。本気で痩せたいと考えている皆様に、絶対に読んで損させません。
この記事の前半では、「有酸素運動と無酸素運動は両方やるとダイエット効果が高い理由」
後半では、スクワットだけ、またはキックボクシング(&縄跳び)だけのダイエットを2か月やってみた私が、「実体験からメンタル的に有酸素・無酸素運動の両方をやった方がいいと思う理由」を書いています。
どのダイエットするにしても参考になると思いますので、ぜひ読んでってください。
【論理的に】有酸素運動・無酸素運動、両方やるメリット
まず、ざっくりと両方やるメリットをまとめると・・・
- 有酸素運動は脂肪を燃焼する。
- 筋肉量が多い方が脂肪は燃える&リバウンドしにくい。
- が、有酸素運動をすると筋肉量が減る。
- 無酸素運動では脂肪は燃えないが、筋肉量は増える(キープできる)ので、有酸素運動時の脂肪燃焼効率を上げられる。
要するに、無酸素運動で脂肪が燃焼しやすい身体にした上で、有酸素運動で脂肪を燃やす。これが一番確実に痩せて、リバウンドもしにくい。
有酸素・無酸素どっちがどっちだか混乱すると思いますが、この記事では可能な限り、2つを色分けしています。この2種の運動にはそれぞれ利点があり、相乗効果があることを理解するとモチベーションが上がりますよ!
順番に詳しく説明しますね。
そもそも有酸素運動・無酸素運動とは?

有酸素運動=キツくない運動×長時間 → 即時に脂肪燃焼
・ある程度長い時間行うことができる、強度の低い運動。
・弱い力で継続的な運動するとき、身体は糖と脂肪を燃焼してエネルギーを作る。特に運動してから20分経過後※は脂肪の燃焼率が上がる。
・有酸素運動は最初の20分は筋肉を分解してエネルギーを作るので、やりすぎると筋肉量が減る→基礎代謝が落ちる。
※20分は合算でOKなので、一気に20分運動する必要はなく、休み休みでトータル20分でOK。
・血行が促進されるため、美肌・むくみ解消効果が期待できる。
例)ウォーキング・キックボクシング・縄跳び
無酸素運動 =キツい運動×短時間 → 痩せやすい身体に。
・瞬間的に強い力を出すため短時間しか出来ない、強度の高い運動。
・主に糖分をエネルギーにするので、脂肪燃焼効果はほぼ無い。
・キツイ運動により筋肉量が増えるため、基礎代謝が上がる。基礎代謝が上がると、寝ているときや運動していない普段の生活の中でも脂肪が燃えやすい身体になる。つまり痩せやすく、リバウンドしにくい身体になる。
例)筋トレ一般・短距離走(一気に大きな力を出すから無酸素運動)
筋トレで脂肪は燃えないが、脂肪燃焼効率が上がる。
無酸素運動では脂肪ではなく糖をエネルギーにしています。では、どういう経緯で無酸素運動は脂肪燃焼率アップに貢献しているのでしょうか?

上の画像は筋肉の断面図です。筋肉の中には速筋と遅筋という2種の筋繊維があり、画像のようにモザイク状に組んであります。速筋は無酸素運動むき、遅筋は有酸素運動むきと覚えてください。
この2つは使ったときの反応が違いまして、速筋は使うと大きくなり、遅筋は使うと周囲の毛細血管が増えます。
有酸素運動では糖・脂肪がエネルギーなのですが、脂肪を燃やすには酸素が必要です。そして酸素は毛細血管を通って届けられます。
そして筋肉が大きくなるとは、身体において脂肪燃焼をする面積が増えたことと言えます。
下記の画像でイメージすると……

無酸素運動(筋トレ)で筋肉が大きくなる・増える。
→脂肪を燃やす土台(=フライパン)が大きくなるので、火をつけた時(=有酸素運動時)にたくさん脂肪を燃やせる。
有酸素運動(走る)で毛細血管が増える。
→酸素を送る毛細血管パイプが増えるので、コンロがパワーアップする。
有酸素運動ばかりしていると脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまいます。
無酸素運動と並行することで筋肉量をキープして、広いフライパンで効率よく脂肪を燃やせるという訳です。
ちなみに速筋・遅筋は部位によって配合率が違います。
腕や前腿は鍛えると太くなりやすいのは速筋が6割だから。逆にふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋)は遅筋が8割なので、使っても太くなることはほぼありません。
やめておけ!有酸素運動×炭水化物ぬきダイエットは、痩せるけど簡単にリバウンドする。
脂肪を燃やすのは有酸素運動なんでしょ?じゃあ糖質制限すればドシドシ脂肪が燃えるのでは?と思った方、、、
炭水化物ぬきダイエット(&有酸素運動)は
痩せないか、
痩せるけど前より太りやすい身体になり、
口臭・体臭がきつくなり、
身体も壊します。
詳しくは下記の記事を読んでください。

【メンタル的に】有酸素・無酸素運動、両方やるメリット

1種類だけのダイエットは、結果を信じる・待つのがメンタル的にしんどい
【スクワットだけ毎日】または【キックボクシング(or縄跳び)だけ毎日】
両者とも、2か月ずつ真剣にやった私が挫折した原因たちがこちら↓
筋トレは筋肉痛が辛いときは出来ない・有酸素運動は長時間拘束されるため、どちらかだけで毎日継続するのは難しい。
そうなると、モチベーションがあるときですら、「今日はしょうがないよね」とサボりを正当化してしまう危険性がある。
1種類だけのダイエットは効率が良くないので、効果が出るのに時間がかかる。
すると、「このままだと結果が出るまでかなり時間がかかりそう……ていうかホントに痩せるの……?」とゴールを想像できないマラソンのように感じ、継続モチベーションを保つのが困難。
効果の高い筋トレ、特にスクワットはフォームが難しく、素人はまず正しいフォーム習得に手こずる。そして何より・・・
正しくスクワットをやっていて前腿が筋肉痛になったとき、
「このフォーム合ってるのよね……?筋肉太りとかしないよね……?」という不安をはねのけて数か月それを継続するのは、仙人レベルの落ち着いた魂が必要とされる。
1か月半くらい経ったころにメジャーで太ももを図るとき、1㎝も変わらないデータを記録するとき……あれが一番虚しかったですね……(遠い目)
意外だけど、3種類ある方がダイエットを継続しやすい
【スクワット・縄跳び・キックボクシング】のように、有酸素・無酸素運動の両方を含めた3種類メニューがあると、
★太ももが筋肉痛だ → 縄跳びは出来る!
★雨・ジムが休みだ → 家でスクワットだけしよ!
★今日はやる気も時間もある → よし、3種類やるか!
と、上記のように工夫しながら毎日続けられます。
1種類も出来なかった日もありますが、やる気のあるときに3種類がっつりやっているとリカバリー出来るのか、2か月で結果が出ています。
毎日なにかしらでダイエットを継続できていると、「私えらいじゃん!その意気で頑張れ!」と継続モチベーションも日に日に上がりますよ。
あと、キックボクシングとかスポーツ系は自分にマッチしたジムを選ぶと単純に楽しいので、モチベーションキープに繋がります。
水泳とかだとドッと疲れちゃうかもだけど、キックボクシングは終わった後はクタクタ…というより、「良い汗かいた!」とレモン🍋のようにフレッシュな気分になります♪
結び
長い記事をお読みいただきありがとうございました。
冒頭で【スクワット・縄跳び・キックボクシング】ダイエットが最強だと書きましたが、その理由については別記事で書くことにします。思いのほか、この記事が長くなってしまったので( ̄▽ ̄;)
質問などあれば気軽にコメントしてください♪
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